ラノベ=自己投影というけど
「ラノベはみんな冴えない男がモテる話ばっかり」という主張がありますが、実際どうなんでしょうね。
アニメ化もされた有名(であろう)作品を見てみますと、
・ISの一夏くん:イケメンで気遣いができて、戦闘センスもある
・アスタリスクの綾人くん:ちょっとなよっとしたイケメンで剣の達人
・とらドラ!の竜児くん:目つきは悪いが料理上手、女子力高い
などなど。
上記の主張が想定する「ライトノベルの主人公に自己投影するような情けないオタク読者ども」とはかけはなれた主人公もけっこう多いものです。
なのにこの手のコメントが尽きないのはわりと簡単な理由でして、
「オタクはオタクを殴るのが大好きな生き物だから」です。
普通の人間は怖くて叩けない。
だから自分と同程度のザコキャラをボコって精神的な優位に立とう。
自分はオタクじゃないと主張して、自分の下にオタクをおく。
そうやってプライドを保つわけです。頭痛くなりますね。
要するに「自分はオタクじゃないと主張するのはオタクだけ」ということです。
まあ、こんなことを書いている自分もブーメランですが。