世の中みんな代理戦争

ノーベル賞関連で「激烈な競争分野では寧ろ無理」「役に立たない研究が吉」「選択と集中の大型プロジェクトでは出ない」とかの呟きを見かけるが、皆すっかり激烈な競争があって役に立つ事が目的だった青色発光ダイオードや、建設費が100億かかったスーパーカミオカンデを忘れたのだろうか。。。

https://twitter.com/ProfMatsuoka/status/782966868269084672

 

 有り体に言ってしまえば「役に立たない研究が吉」ってのは、「(社会では)役立たずとして扱われている自分」をそこに重ねているわけです。

 

 役に立たないとされる研究こそが重要。

 人間においても同じことが言えるはず。

 だからもっと俺を大切にしろ。

 

 大型プロジェクトへの批判も、結局のところ、そこに「社会で活躍している人間」を重ねている。彼らへの嫉妬を遠回しに解消している。

「激烈な競争分野では寧ろ無理」というのも、要は、勝負の土台にすら上がれなかった塵芥どもがしたり顔で自己肯定を喚いているだけ。

 

 根本的なことを話せば、小難しいことを述べる連中の本音は「俺を評価しろ」「女をよこせ」に集約されます。それが満たされないから喚き続ける。彼らが喚いている間に、他の人間は研鑽なり努力なりを積んで評価を得ていく。悲しい話ですね。