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僕はユーフォを契機に日常系アニメの捉え方変わるんじゃないかなって期待してたんやけど、変わらないっぽくて少し残念感はある。
https://twitter.com/omaemotarou/status/783705874128736256?lang=ja
勝手に期待(したフリ)をして、勝手に失望(したフリ)をする。
そうやって賢者ぶるのは大昔からの伝統ですね。その目を抉って東門にかけろ。
@twinkie225_ あとユーフォは現実の日常要素が部活やってた人からすると強いと思うんですよね。 イヤな側面があるのも現実そっくりで、作品は基本的に合理的だから日常の非合理的な要素は排除してるはずなんですよ。 ユーフォを契機にそういう増えるかなって僕は期待してたんですよね。
世の中みんな代理戦争
ノーベル賞関連で「激烈な競争分野では寧ろ無理」「役に立たない研究が吉」「選択と集中の大型プロジェクトでは出ない」とかの呟きを見かけるが、皆すっかり激烈な競争があって役に立つ事が目的だった青色発光ダイオードや、建設費が100億かかったスーパーカミオカンデを忘れたのだろうか。。。
https://twitter.com/ProfMatsuoka/status/782966868269084672
有り体に言ってしまえば「役に立たない研究が吉」ってのは、「(社会では)役立たずとして扱われている自分」をそこに重ねているわけです。
役に立たないとされる研究こそが重要。
人間においても同じことが言えるはず。
だからもっと俺を大切にしろ。
大型プロジェクトへの批判も、結局のところ、そこに「社会で活躍している人間」を重ねている。彼らへの嫉妬を遠回しに解消している。
「激烈な競争分野では寧ろ無理」というのも、要は、勝負の土台にすら上がれなかった塵芥どもがしたり顔で自己肯定を喚いているだけ。
根本的なことを話せば、小難しいことを述べる連中の本音は「俺を評価しろ」「女をよこせ」に集約されます。それが満たされないから喚き続ける。彼らが喚いている間に、他の人間は研鑽なり努力なりを積んで評価を得ていく。悲しい話ですね。
人間は自分以下の者の発言が大好き
同じ同人誌の同じ画像を4枚上げて、本文が 「こちら新刊の表紙とサンプルです。とらのあなの通販ページはこちら→」 と 「なんやこの本 控えめに言ってエロすぎやろ・・・」 なら後者の方がRTされるわけ
https://twitter.com/nijieith/status/782721490256920576
以前に「ステマ」という単語が流行りましたが、人間は「あからさまな宣伝」というのを嫌います。「広告から連想される製作者のドヤ顔が嫌い」とも言えます。簡単に言うと嫉妬。
けれど「なんやこの本~」という言い方をすれば、広告っぽさが消える。「自分と同レベルであろう人間の発言」だからこそ素直に受け入れることができるわけです。
「ハーレムラノベが読めない」とわざわざ口に出すのは思春期が終わっていないせい
読まないなら読まない。はい終わり。
それをことさらに主張する必要はないわけです。
このあたりの心理を理解するなら、中学・高校時代を思い返せばよいかと。
「邦楽なんでダサい」とか主張する自称洋楽好きさんがいませんでしたか。
それと同じです。
「周囲とは一風違ったオレ」を演出したがっている。
その「周囲」が「ライトノベル読者」という狭い界隈なのが悲哀を誘いますね。
では演出の方法として「ハーレムラノベの否定」を持ち出してくるのはなぜなのか。
理由はふたつです。
1.思春期めいた潔癖症
2.モテたいから
1について
思春期の頃、ことさらに性的なモノを忌避することはありませんでしたか。
照れ交じりの青い感性。これがいまだに抜けきってない。
別に悪いことじゃありません。
そのへんをうまく磨けば10代の少年に届く小説が書ける……かもしれませんし頑張ってください。たぶんラノベ批評なんかしてるより、そっちのほうがよっぽど生産的ですよ。
2について
男というのはとても単純なものです。
「女性が支持しているものを支持して、女性が否定するものを否定すればモテる」という考え方をどうしても持ってしまいます。
ハーレムラノベは女性に嫌われているはず、と本人なりの女性観で判断し、ハーレムラノベを否定する。本人は絶対に否定するし認めないでしょうが、第三者からすると見え見えです。
まあラノベ界隈に限らず、女性を意識しすぎなアマチュア批評家は結構います。
相手が異性と言うだけで掌をひっくり返したり、慌てて注釈を付けたり。
正直、サブカルまわりのアマ批評の大半はこじらせた求愛行動ですよ?
まあ、「この記事もそのひとつだろ」と言われればそれまでですが。
自分自身のことだから、なおさら同類の匂いがよくわかるというやつです、はい。
ラノベ=自己投影というけど
「ラノベはみんな冴えない男がモテる話ばっかり」という主張がありますが、実際どうなんでしょうね。
アニメ化もされた有名(であろう)作品を見てみますと、
・ISの一夏くん:イケメンで気遣いができて、戦闘センスもある
・アスタリスクの綾人くん:ちょっとなよっとしたイケメンで剣の達人
・とらドラ!の竜児くん:目つきは悪いが料理上手、女子力高い
などなど。
上記の主張が想定する「ライトノベルの主人公に自己投影するような情けないオタク読者ども」とはかけはなれた主人公もけっこう多いものです。
なのにこの手のコメントが尽きないのはわりと簡単な理由でして、
「オタクはオタクを殴るのが大好きな生き物だから」です。
普通の人間は怖くて叩けない。
だから自分と同程度のザコキャラをボコって精神的な優位に立とう。
自分はオタクじゃないと主張して、自分の下にオタクをおく。
そうやってプライドを保つわけです。頭痛くなりますね。
要するに「自分はオタクじゃないと主張するのはオタクだけ」ということです。
まあ、こんなことを書いている自分もブーメランですが。
ライトノベル新人賞は運次第とおっしゃる方がtwitterにいるけど
運次第ってことは「実力のない自分でも当選する可能性がある」ってことでしょう。
「実力のある自分が当選しない可能性が出てくる」なんて考え方はネガティブすぎるし、そもそも実力の根拠はどこにあるのやら。
当該発言は削除されてたのでスクショしておけばよかったと後悔しているのですが、曰く「同人で小説出して稼いだほうがマシ」と。
だったら実際にそれをやればいいと思うし、「同人で一山当てる→そのままラノベ作家」コースってのもあるんじゃないでしょうか。
まあ、ライトノベル批判をしている人間の大半は「文才ある自分がただの社畜として磨り潰されるこんな世の中は間違ってる」以上の主張を持ってないので、口先が右往左往するのは当然と言えば当然ですが。
そしてそういう人間が書いた小説が面白いわけもなく、そりゃ新人賞も落ちますね、はい。